杉並区で復職証明書の電子申請を行う方法

産休や育休が終わって子供を保育園に預けるとなった場合には「復職証明書」の
提出が求められますが、杉並区では電子申請が可能となっています。

では杉並区で復職証明書の電子申請はどうやって行うのか、
そもそも復職証明書とは何なのかなどについて詳しく見ていきましょう。

杉並区で復職証明書の電子申請を行うには

杉並区の復職証明書の電子申請は
 1.復職証明書の書式を取得
 2.職場の上司や担当者に復職証明書の作成を依頼
 3.杉並区の専用フォームに作成した復職証明書のデータを添付して提出
といった流れで行います。

まず「復職証明書の書式の取得」ですが、
杉並区の公式サイトで復職証明書の書式がダウンロードできます。

杉並区公式サイトのトップページから「申請書サービス」→「子供・教育」→「保育園」に
進み、「在園児・その他」の項目内に復職証明書があります。

手書き用とExcel版の2種類が用意されており、
電子申請を行う場合はExcel版をダウンロードしましょう。

復職証明書の書式をダウンロードしたら、
職場の上司や担当者に必要事項を選択・入力してもらって復職証明書を作成します。

復職証明書に入力する必要事項としては
 ・産休、育休から復職する者の住所と氏名
 ・復職年月日
 ・復職後の標準的な勤務日数(週○日、月○日)
 ・通常の勤務時間(平日○時から○まで、土日○時から○時まで)
 ・時間短縮制度を利用する場合はその期間と期間中の勤務時間
 ・証明日(復職年月日以降の日付)
 ・復職する勤務先の事業者名、代表者名、所在地
 ・記入内容の問い合わせ先となる担当部署、担当者名、電話番号
 ・子供の名前と通う保育園の名前
などです。

最後の「子供の名前と通う保育園の名前」は保護者の入力なので、
上司や担当者ではなく復職証明書を必要とするご自身で入力してください。

杉並区の復職証明書は手書き用とExcel版で書式が多少違いますが、
記入・入力が必要な項目は同じです。

復職証明書のデータを専用フォームに添付して提出

Excel版の復職証明書を作成したら、杉並区の専用フォームに添付して提出します。

杉並区公式サイトのトップページから「くらしのガイド」→「子育て」→
「『保幼(ぽよ)ナビ』」に進みます。

『保幼(ぽよ)ナビ』内の「申し込み書類(申請書ダウンロード、電子申請)」の
項目内にある「【認可保育所】在園・その他向け申請書類」を選択してください。

「電子申請で手続きする」内の「復職証明書提出フォーム」を選択、
必要事項を入力して復職証明書のデータを添付します。

名前や住所などを入力しますが、提出フォームで必要なのは
保育園に通う子供の情報なので間違えないように注意してください。

後は画面の指示に従って確認、送信すれば復職証明書の提出は完了です。

ちなみに同じページの「郵送・窓口で申請する」から「復職証明書」を選択しても
復職証明書の書式をダウンロードするページにジャンプできます。

復職証明書とは何?

「復職証明書」は休業や休職している従業員が職場復帰したことを証明する書類です。

基本的には産休や育休から復帰するので保育所を利用するのに
提出が求められるケースがほとんどです。

産休・育休中や職場復帰してすぐに住宅ローンなど融資を受ける際にも、
復職証明書の提出を求められることがあります。

復職証明書は休業や休職から復帰したことを証明書する書類なので、
実際に職場復帰してからでないと作成できません。

保育所の利用で復職証明書の提出が求められるのは「認可保育園」を利用する場合で、
提出先は自治体です。

民間企業が運営する認可外保育園は空きがあれば入園できるケースが多くなっており、
復職証明書の提出が求められないケースも少なくありません。

復職証明書を提出するのはいつ?

復職証明書の提出は認可保育園に入園を申し込む際に必要です。

新年度となる4月入園の場合は前年の10~11月に申し込みを行うので
その時に復職証明書を提出します。

4月入園以外の場合も、
基本的に入園を申し込む際に復職証明書を提出することになります。

申し込み時点では育休中で、保育園入園と同時に復職する場合は
入園した月の20日までの提出が必要です。
(杉並区の場合)

杉並区以外の自治体では
復職日からおおむね2週間以内の提出を求められることが多いです。

毎年1月に就労証明書を提出

復職証明書から少し話は逸れますが、
2年保育など複数年保育園を利用する場合は毎年1月に「就労証明書」を提出します。

就労証明書は簡単に言うと働いていることを証明する書類で、
復職証明書と同様に勤務先に作成してもらって自治体に提出します。

入園時は働いていたもののその後退職していると「保育が必要」とは認められずに、
認可保育園が利用できなくなります。

認可保育園を継続して利用するには「保育が必要」と認められなければならず、
そのためには働いていることを証明する就労証明書が必要というわけです。

復職証明書の作成には時間がかかる場合もある

復職証明書は勤務先に作成してもらうことになりますが、
作成に時間がかかることもあるので注意しておかないといけません。

支社や支店を持たない比較的規模の小さい企業・事業者であれば、
すぐに作成してもらえる可能性もあります。

しかし支社・支店を多く抱える規模の大きい企業で、なおかつ復職証明書の作成を
本社が行う場合は手元に届くまで1~2週間程度かかることもあるのです。

自治体によっては復職日から2週間以内の提出が必要となることもあるので、
早めに作成を依頼しておかないといけません。

復職証明書は両親ともに提出が必要

認可保育園に子供を預ける際には両親それぞれの復職証明書の提出が必要です。

両親のどちらか一方の復職証明書だけだと、「もう一方は育休中だから
子供の面倒がみられる」と見なされてしまう恐れがあるので注意してください。

子供に「保育が必要」と認められるには両親ともに働いていなければならず、
両親それぞれに復職証明書の提出が必要というわけです。

出産してからしばらくはママ、ママが復職するのと入れ替わりにパパといったように
両親で時期をずらして育休を取得するケースもあります。

例えばママは復職済みでパパが育休から復職するといった場合は、
パパは復職証明書、ママは就労証明書を提出することになります。

自営業やフリーランスの復職証明書は誰が作成する?

両親が自営業やフリーランスとして働いている場合は、
復職証明書ではなく「就労状況申告書」の作成・提出が必要です。

認可保育園を利用するには「働いているので子供の面倒が見られない」ことを
証明しなければいけません。

企業に勤めていれば勤務先が証明してくれますが、
自営業やフリーランスは自分で証明することになります。

就労状況申告書では就労場所・業種・業態・就労日数、就労時間などを細かく記入、
さらに直近3か月の収入と税申告についても記入が必要です。

確定申告書など収入が分かる書類、請負契約書や開業届など就労の実績が分かる
書類を添付して提出することになります。

杉並区では不要ですが、
地域によっては民生委員の署名などが必要なケースもあるので注意しましょう。

就労状況申告書の電子申請フォームは杉並区公式サイトにはありませんが、
電子申請自体は可能です。

杉並区公式サイトではなくデジタル庁が運営している「マイナポータル」から
就労状況申告書の電子申請ができます。

ただしマイナポータルの利用には利用者証明用電子証明書付きの
マイナンバーカードが必要です。

妊娠中や求職中で復職証明書が取得できない

妊娠中や求職中で子供の面倒が十分に見られないといった場合でも
認可保育園は利用できます。

ただ妊娠中で産休を取得していると、
復職証明書はもちろん就労証明書の取得も難しいです。

求職中は勤務先がありませんから復職証明書も就労証明書も取得できません。

杉並区では、下の子を妊娠していて上の子を保育園に預けたい場合には
下の子の母子健康手帳の写しを提出すればOKです。
(表紙と出産予定日が分かるページ)

下の子の妊娠が理由の場合は、出産予定日が属する月の2か月前から
出産後8週間が経過する日の翌日が属する月の末日まで認可保育園を利用できます。
(杉並区の場合)

求職中の場合は、ハローワークの受付票の写しなど求職活動中であることが
確認できる書類を提出します。

保育園入園を希望する月の1日から起算して90日が経過する日が属する月の
末日まで認可保育園の利用が可能です。
(杉並区の場合)

杉並区以外の自治体では「求職活動申立書」という申請書の提出が
求められるケースもあります。

妊娠や求職以外にも介護や看護、災害復旧、就学などの理由でも認可保育園が
利用できますから、それぞれの申請については各自治体に相談してください。

復職証明書は決まった書式のものでなくても良い?

杉並区では公式サイトに書式が用意されていますが、
復職証明書は決まった書式のものでなくてはいけないという決まりはありません。

勤務先に復職証明書のテンプレートがあるならそれを使っても良いですし、
自作のものでも問題無いです。

復職したことが勤務先によって証明されるだけで良いので
 ・復職したことを証明する旨
 ・勤務先の事業者名
 ・勤務先の住所
といった最小限の情報だけ記載されたものでもOKです。

勤務日数や収入については復職証明書に記載しなければいけないといったことは
ありません。

ただし記載内容に不備があると復職証明書の申請を受け付けてもらえません。

杉並区のように自治体が書式を用意している場合は、
その書式を使う方が不備が起こりにくいのでベターです。

まとめ

杉並区で復職証明書を電子申請する方法などを紹介しましたが、
パソコンがあればそれほど難しくありません。

ただ提出する時期がある程度決まっており、企業によっては作成に時間がかかることも
あるので、復職証明書の作成は時間的余裕を持って行うのがおすすめです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次